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Recipe ― 季節の手仕事

自家製ギーの作り方

バターをじっくり加熱して、水分と乳固形分を取り除いた澄んだ油「ギー」。無塩バターと小さめの鍋があれば、30分ほどで作れます。泡と音、色、香りの変化で火の止めどきを見極めるのがコツ。スパイスカレーやターメリックライスの炒め油に。

分量
作りやすい分量(できあがり 約160g)
時間
約30分
道具
小さめの鍋(厚手のもの)・ザル・キッチンペーパー・耐熱ボウル・清潔で乾いた保存瓶
石のすり鉢でスパイスをすりつぶす子どもの手と、袋に小分けしたターメリックやクミン、マスタードシード、カルダモン

材料

  • 無塩バター 200g

作り方

  1. 01

    バターを1〜2cm角に切り、小さめの鍋に入れる。弱火〜中火にかけて、ゆっくり溶かす。

  2. 02

    溶けると大きな泡が立ち、パチパチと音がする。バターの水分が飛んでいる音。かき混ぜずに、弱めの中火のまま加熱を続ける。

  3. 03

    20〜30分ほどで泡が細かくなり、音が静かになってくる。液体が透き通った黄金色になり、鍋底に沈んだ乳固形分がうっすら茶色に色づいて、ナッツのような香ばしい香りがしてきたら火を止める。

    小鍋の中で透き通った黄金色になったギー
    ※イメージ
  4. 04

    耐熱ボウルにザルを置いてキッチンペーパーを重ね、静かにこす。鍋底の沈殿は入れないようにする。

  5. 05

    粗熱が取れたら、清潔で乾いた保存瓶に移す。冷えると白っぽく固まるが、そのまま使える。

Point

  • 火が強すぎると、鍋底の乳固形分が焦げて苦みが出ます。音と泡が落ち着いてきたら、目を離さないでください。
  • 表面に浮く白い泡は、すくわなくても大丈夫。こすときにキッチンペーパーで取れます。
  • 水分と乳固形分を取り除いているので、バターより焦げにくく、炒め物やスパイスを油で炒めて香りを出すときに向いています。
  • 保存は、清潔で乾いた瓶に入れて、直射日光の当たらない涼しい場所で約3か月、冷蔵庫なら約半年が目安です。水分が入るとカビの原因になるので、取り出すときは乾いたスプーンで。
  • ターメリックライスやスパイスカレーの炒め油に。トーストに塗ったり、焼き菓子のバターの代わりにも使えます。
  • ギーは乳製品です。植物性でつくりたいときは、香りの少ないココナッツオイルで代用できます。

アーユルヴェーダを学びはじめた頃、スパイスカレーを作るなら油から、とギーを手作りしたのが始まりです。このギーで作るターメリックライスとスパイスカレーは、ギーで作るスパイスカレーとターメリックライスでご紹介しています。

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